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奈良で考える 人と家

今は亡き、ご両親の思い出を残し、大規模改築。「大阪府八尾市K様邸」1

ひさびさに、

ホントにひさびさの施工物件の解説ブログです。

 

もはやお引渡しから2年近く経ってしまったK様邸。

こちらもまた思い出深い物件でしたので、

昨日のようにエピソードを思い出せます。

そちらを解説していきたいと思います。

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(K様邸外観)

こちらのK様邸はある紹介者のご縁で、

アーキとしては珍しく大阪・八尾市での施工となりました。

 

ただ、

ご契約当初はここまでの大工事、

長期間になるとは、

思いもしませんでした・・・。

 

あまりK様のプライバシーを公表してはいけないのですが、

K様ご自身のもろもろの手続きや、

さらに八尾市当局との手続きにおける二転三転、

それに伴う申請業務の長期化で、

実に着工まで1年近い月日を必要としたのです。

 

そしてようやくの着工。

ただ、

そこからが本当の苦労の始まりでした。

 

K様たってのご希望と、

当局との協議も踏まえ、

なんと一部を残したまま他の部分を解体。

 

大規模な増改築を敢行する難工事に、

特に現場は苦労の連続だったのです。

 

まず最初の難所は現況の正確な把握。

ミリ単位で寸法を取り、

既設の建物と新設の建物が狂い無く接合出来るよう、

細心の注意を払い何度も調査・測量しました。

 

また申請図面以上に苦労したのが実施図面。

あそこまで細かく寸法が書き込まれた図面を、

いまだ私は見たことがありません。

 

そしていよいよ最大の難所、

解体・切り離し工事。

 

残す部分を傷めすぎないよう、

慎重に慎重に切り離し、

なおかつ入念に養生しないと、

増築部が覆いのようにかぶさるまで、

風雨をしのぐ方法がないのです。

 

もちろん寺社建築のように、

「覆屋(おおいや)」と呼ばれる仮設屋根を作る方法もありますが、

さすがにそこまでの費用はかけられません。

 

台風などの気象情報を睨みながら、

この間、

大変な緊張感で過ごしたのでした。

 

続きは施工の後半、

そして完成したK様邸の見どころをたっぷりご紹介します。

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