今は亡き、ご両親の思い出を残し、大規模改築。「大阪府八尾市K様邸」2
(完成したK様邸。真ん中の一番背の高い部分が元の建物です。)
さて前回触れたように、
大変な苦労を伴って始まったK様邸ですが、
序盤の難所を乗り越えると、
あとは従来の工事と同じく、
安全と品質に配慮しながら順調に進みます。
K様のご協力のもと、
色決めなどのお打合せも順調に進んだため、
工程はまったく滞りなく進んだのでした。
ではここから、
K様邸の見どころを紹介します!!
まずは外観。
前回・今回とアップした画像のとおり、
非常に凹凸の多いこの建物は、
もともとあった建物を一部残した上、
玄関から回遊性のあるプランを実現するため、
ある意味では苦肉の策で練り上げたもの。
現場は足場も組みにくかったでしょうし、
コーキングなどの接合部施工は入念にやってくれていました。
そして玄関。
広めに作られたホールは、
一部をタイル張りにしてその前にカウンターを設置。
右手のドアを開ければ大空間のシューズクロークが現れます。
こちらがそのシューズクローク。
大空間なだけではなく、
裏の大収納・キッチン・勝手口への動線でもある、
K様邸プランのかなめとなる場所です。
このようにキッチンにも玄関にも行けるのです。
次回はリビング・ダイニング、
そしてK様が一番重視されていた、
以前の家から残された和室をご紹介します。