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奈良で考える 人と家

細長い敷地に二世帯住宅を。「トオリニワのある家」大和郡山市O様邸2

引き続きO様邸のご紹介を。

前回ご紹介した大きな壁で、

道路からの目線を遮ったその中は、

どうなっているのでしょうか?

 

まずは玄関への入り口↓

まるでトンネルの入り口のようですが、

これも玄関ドアを開けると家の中が丸見え、

とならないための工夫。

 

屋根がかかっているため雨も気にならず、

例えばベビーカーや車イスを扱うにもちょうどいいスペースです。

 

そしてその壁の裏

「トオリニワ(通り庭)」

はこのようになっています↓

この写真の撮影は夕方だったので、

光がかなりナナメに差し込んでいますが、

逆に言えば夕方でも採光が確保されている、

ということ。

 

この右手の大きな壁のおかげで、

左手のお婆様のお部屋は大きな窓がありますが、

通行人や車の視線を気にすることなく、

カーテンも大きく開けて採光が取れます。

 

また情緒あふれる砂利と飛び石、

植栽で憩いの空間ともなっています。

 

そのトオリニワを上から見下ろすと↓

上部の吹き抜けが、

採光と通風を確保してくれています。

 

さらにもうひとつ、

先ほどの玄関前スペースを挟み、

奥にも大壁に区切られたスペースがあります。

 

それがコチラ↓

こちらはトオリニワではなく、

ウッドデッキと植栽で仕上げました。

 

ご両親のリビングに面するこのデッキは、

セカンドリビングとしても機能。

 

大きな掃き出し窓を通して一体感を生み、

開放感を得ることに成功しています。

 

そしてこのアングルは2階の子世帯から見下ろしたもの。

お孫さんが

「おじいちゃーん!おばあちゃーん!」

と下に向かって呼ぶ声が聞こえてきそうです。

 

その2階子世帯バルコニーを見上げると↓

植栽の緑越しにお孫さんの笑顔が見える、

そんな光景が目に浮かびます。

 

プラン的には上下分離の二世帯住宅。

お互いのプライバシーには最大限配慮しながら、

トオリニワを通じて緩やかにつながる。

 

そしてその空間が、

採光や通風を確保することにもつながる、

O様ご家族にとって理想的なお宅となりました。

 

次回以降はいよいよ内部に移ります。

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